高松の初夏を気まぐれ分析。SOLAS条約についても少し触れてみたりして。

お暑うございます。イカベイトに賑わった高松の初夏を、ちょっとここいらで振り返ってみようではないかと言うことでレポートしてみますぅ。

F地区、G地区、香西港、本津川に郷東川…。相も変わらずいろんなポイントを調査しまくった本ラボだけど、やっぱりキーとなったのがベイト。4月後半くらいから姿を現した「イカ」に激しいボイルを繰り返すポイントでは比較的安定した釣果があげられた。シンキングペンシルやウォブンロール系のプラグ、イカをイミテートしたワームなどで攻略できた様に思う。次の有力ベイトとして上げられるのが「ボラの稚魚」。比較的水深の浅い河川部では昼間でも俗に言う“ベイトボール”に向かって突進していくシーバスを見かけた。通常のプラグでは絶対的にサイズが合わないので、そこはメバル用ワーム(テンプト)で対応しました。一方で、今年はあまり賑わいを見せなかったベイトが「バチ」。知る人ぞ知る名ポイント“税関”では、毎年ペンシルベイトの表層ただ引きに面白いくらいに出てくれてたのに今年はさっぱりだった(T_T)。また、6月初めから「イワシ」の登場で一気にシーバスの個体数が増えたようにも思える。高松ではさほどではないけど、東讃や鳴門では荒れ狂うシーバスの素っ気ない態度にムンムンしたもの。地方(ポイント)によってイワシのサイズも異なってくるので、主にサイズを意識してスローにトレースしてやると何とか反応してくれた。ここで活躍してくれたのがメガバスの110SWとエドニス92なのだ!朝夕のマズメ時にイワシのナブラがでる所でデイゲームも試したけど芳しくなかったのが正直なところかな!?

坂出から丸亀エリアでは聞くところによると5月半ばまでは好調で、6月入って小休止しているみたいです(未確認です、すんません)。本ラボS/Vのひで麻呂氏と挑んだ坂出の島嶼部では、イカナゴの接岸を意識しての釣行だったのだが、雰囲気こそすれども結果を出す事ができなかったので、やはり時期が少し違っていたのかなというところです。

話し変わってSOLAS条約について少し…。6/29の四国新聞に以下の内容が掲載されました。


高松港・坂出港、7月から立ち入り制限

2004年6月29日�09:39

小林県土木部長は二十八日、米中枢同時テロを契機に改正された海上人命安全条約(ソーラス条約)の発効を控え、高松港の一部でフェンスや進入禁止ゲートといった保安設備の設置を進めていることを明らかにした。七月一日の条約発効以降、一般の立ち入りを制限する。同日の六月定例県議会環境建設委員会(篠原公七委員長)で、塚本修氏(自民・丸亀)の質問に答えた。

ソーラス条約は、外国船や外航船が寄港する重要港湾の管理者に、フェンス、監視カメラ、警備員の配置などの保安対策を義務付け。県内では県管理の高松港坂出市管理の坂出港が対象となる。高松港で立ち入り制限となるのは、サンポート高松の二万トンバースとF地区(高松市朝日新町)のコンテナターミナル、十メートル、七・五メートルの各岸壁。小林部長は七月以降の保安対策について、「各施設ごとに策定する保安計画に従って、人と貨物の出入りチェックや岸壁周辺の監視を行う」と説明した。港湾課によると、F地区は今月末をめどにフェンス、ゲートを整備するほか、本年度内に監視カメラを設置する。一方、二万トンバースには常設フェンスを設置しない。外航船が寄港した際に、仮設フェンスで接岸した岸壁周辺を覆うとしている。

坂出港は、中央ふ頭1号岸壁(坂出市入船町)と林田A号岸壁(同林田町)が、保安対策強化の対象。坂出市は八月中旬をめどにフェンスを設置。警備員を配置して、荷役中の監視に当たる。

同市は八月末までに保安計画を策定。外航船の係留中は、一般車両などの出入りを禁止する。また、本年度中に監視カメラも設置する。


…皆さん色々と思うところがあるとは思いますが、私自身も寂しい思いに苛まれてますが、ここはひとつ、大人になりましょ!(お前がゆーな!!)にしても、監視カメラって(T_T)。(Text/T.A Okamura)