初心者から見た、ボートフィッシング!感動と喜び、そして痛感とヘコミの物語。

やりましたー! 遂に念願の初シーバスゲットを達成しました! 釣り上げるまでは書かない!と自粛していたレポートをやっとお届けできます。ソルト初心者さんもゲットしたようなので、お互いよきライバル?として頑張りましょう。

本ラボ諸先輩とキャプテンF田さんのご厚意に思いっきり甘えながら、ボートフィッシングに同行させていただいたわけですが、ボートに乗ること自体が初めての私。モーターの轟音、闇から迫る風、波にぶつかり発生する揺れ、どれも心地よく感じられて、乗れただけで満足!なんて気分にもなっていました。風を受ける私の顔は気づくと笑顔に… もう少年でしたね。\(^ ^)

そんな夢心地の中で着いたポイント、シーバース。部長はキャストする度にヒットさせるは、あっちでもこっちでもヒット!ヒット!の声。オロオロする私に「早く、投げろ!」とT/Aから檄が。エイッとキャストするも、いいポイントになかなか投げられず、またオロオロ。「もっとあっちや、思いっきり早く巻くんやで」と優しく声をかけてくれるT/A。言われた通りにすると、強烈な“ググッ”という感じが。これがヒットや!と喜ぶのも束の間、すぐにバレてしまいました。その後も何度もバラしましたが、キャストする度にヒット。「ロッドを立てろ」との更なるT/Aのアドバイスに、やっと釣り上げることができた。今まで、エサ釣りで小さな魚を相手にしてきた私にはヒットも今までに感じたことのないほど強烈で、何よりも釣り上げるまでに魚とやりとりをする、いや格闘をするという体験が感動的でした。

そんな感動とは別に痛感させられたこともありました。まず、キャスト技術に大切さです。狙ったポイントに正確にできれば、ヒットをするというのを目の当たりにして感じました。そして、キャストするまでのスピード。常に地合は変化し続けるもので、時間との勝負もあるなと。そのほかにも、ヒットしてから釣り上げる、釣り上げてからリリースなど、磨かなければいけない技術が山ほどあると、3匹釣り上げはしたもののヘコミもしました。これは、おかっぱりだけでは気づけなかったことではないかとも思いました。

最後に、本当にこんな貴重な体験をさせていただいた諸先輩、そしてキャプテンF田さんに感謝の意を表明させていただきます。恵まれた環境におごることなく努力していきます。T/A、今回の事故も大変勉強になりました。私はすまないと言ってもらえる資格なんてありませんよ。同行させていただけただけでも幸いですから。早く、おかっぱりで1人で釣り上げて、恩返しがしたいです! (text/seikichi)