おっさんになったからわかる、「初心わするるべからず」な気持ち。

ジャンボフェリーで一時期「イカパターン」大にぎわいだったのだが、どうしても釣れなかった(1バラシあったけど…)。もちろん初めて体験する「イカパターン」。さんざん鰍ーまくって、いろいろ自分なりに考えたけれどどうしても結果が出せなかった。さいわいにも僕にはTAむー師匠が居てくれ、きちっとルアーセレクトからひき方まで懇切丁寧に教えてくれたけど、聞くのが遅かった。聞いた時にはシーバススレまくりでさっぱりですわ。月1本は揚げるというノルマは達成しているだけに、驕りもあったなぁと反省する4月であった。

というわけで今後の僕の成長のために、行き詰まったときまた読もうと想い、したためておきます。とはいえこれは仕事じゃないんだから楽しみかたは人それぞれでいいんだけどね。結果を出すことにこだわればこうなるのかな、ということで。

STEP1.最初は誰でも「夢」だけで動ける。

「夢」みるパワーはすごいよなぁ。とにかく1本揚げたい想いで、どこへでも、どんな状況にも突き進めるもんなぁ。結果がでるまで一晩中だって竿を振り続けることが出来るし、どんな遠くへでも、悪条件の中へでも出向いていく気になる。見境なく教えを請うことも出来るし…。その想いの強さがいつまで続くのか、が、今後の継続へのキモ。

STEP2.「結果」を出す喜びを味わって、これまた動ける。

初めて揚げた1本、その感動。そしてその感動を又味わいたくて又動く、考える。自分なりのセオリーを持ち初めて、それにビンゴだったりした日にはもう有頂天。あくまでもそれなりではあるがそこそこ結果を出して、ご満悦だったりする。情報の吸収量・理解力も格段にアップし、いっぱしになった気になる。自己満足がもたらす充実感のある日々。そのままうまく波に乗ってずーっと行きたいものです。

STEP3.そこそこわかってきてから出会う「壁」。

自分の持てる技術が通用しなかったり、未知のパターンに遭遇してどうしていいかわからなくなったりして、打ちのめされる。結果を出せている人を後目に、焦りはあるものの決定的な打開策が見いだせない閉塞感にさいなまされたりする。たいがいの原因は行動パターンが画一化され、小さい自分の引き出しの中だけで勝負しようとするだけ。頭が凝り固まっていたり、その他の理由でなかなか新しい行動を起こせなくなってしまっていたりする。

STEP4.「壁」を乗り越える。その方法は…。

(1)基本に立ち返って<STEP1.>に戻る方法。
これは薄っぺらなプライドなんかがじゃまをしたりして意外に大変です。でもその一線を越えればとても簡単な方法です。やったことあるのですから。間違いなく一番の近道なんです。「基本に返れ」先輩たちが口を酸っぱくして言ってきたことに対して、「何を今更」と思ってしまう自分がいたことに気づかされたこと、ありませんか?

(2)こだわってこだわり抜いて一つのパターンを極める方法。
モチベーションのもって行き方としてはやりやすいけど、効率を考えると運に左右されやすいのではないかと。こだわりが強くなるだけにヘタすりゃ<STEP3.>でとどまる時期がながーくなります。お魚ちゃんマッテテくれるかな?

STEP5.それともやめちゃうか…。

やめる理由の一番は、「俺には向いてなかった」だと思います。そういう人はたいがい何やっても続かなかったりするのですが、始め方=<STEP1.>が、かなり重要な要因をしめていると思います。結局は想いの強さなんだよねー。