“連休”という響きに託けて、どんどん進んだ行く先には!徳島県南の遠征日記にございます

ゴールデンウィーク、皆さんはどう過ごされましたか?アングラー中には、普段は行けないような遠征をしてみた人も多いのではないかなぁ。本ラボでも高知遠征を企画してたんだけど、都合が合わなかったり天候が悪かったりで断念。でも、ウズウズしている私を見かねた推進本部長(以下推長)は徳島県南のポイント開拓に快くつき合ってくれたんですぅ。ま、新しい発見もあったのでここに記します。

本ラボ専用車「オキアミ号(←そろそろ名前代えません?)」は一路徳島方面へグングン進み、3〜4時間のドライブで付いたのは由岐町にある志和岐漁港。昨年の夏にはアオリイカが上がっていたので、大型狙いに行くと、外海の磯場にいい感じのサラシ(白く泡状になってる部分)が広がっていた。

ヒラスズキ!?」

ひらめきから決断までの時間と言えばほんの数秒。推長と相談して、フローティングミノーをセットし狙ってみようという事に!→甘かった。メタルジグを1個ロストして敢えなく終了。ちなみに荒れた海に短パンとかジャージといった普段着で行ってはいけません…。続いてもう少し先に行くとA部漁港というのがあって、もののついでにいってみると小規模ながらボイルがあった。「なんやろう?」とか言いつつ推長と攻めて見るも反応してこないので、メバル用の小型ミノーにチェンジして正体判明。30cm弱のセイゴでした。もう一匹きたけどランディング中にバレて、その後推長が正体不明の生物をバイヴーでキャッチ。(ほんまにこの人こーゆん釣らしたらすごいよ)

ここで引き返すはずだった…。

なんせ、日和佐以南はこの私でも釣行した事がなかったもんで。でも、推長からの“どうせなら…”という強い提言から探検隊と化した我々は、牟岐漁港を目指し進み続けた。途中、ベイトがいそうな常夜灯をポツポツ周りはしたが気配は薄く、牟岐漁港についても結構居そうなポイントを果敢に攻めるも魚信を得る事はできなかった。明け方が近づくにつれW田島方面にもどり、朝のボイルがありそうなポイントで散々降り続けたが結果を出す事は出来なかった(-_-)。

“雨の後は川筋”という鉄則みたいな言葉があるのにも関わらず、港湾部に的を絞ってしまった今回の釣行だったが、徳島県南でシーバスをゲットしたのは初めてだったので個人的には良かったかなと。また、道中でイヤな顔1つせず楽しさ満開でつき合ってくれた推長に、「仲間っていいなぁ」と今更ながら感じさせられた事も、ある意味立派な釣果ではないかなと。オカッパリからの開拓精神こそ我々の大名目で、そこに共鳴し、共に戦い、そして共に喜んでくれる“仲間達”。ロッド・リール・ラインにルアーと、釣りをする上で大切にしなければならないモノは多くあるけど、“仲間”こそ私が釣りをしていく上で一番大切にしなければならないモノであることを切実に感じたんだ。(←なんかこんな終わり方ばっかやなぁ、いかんなぁ:Text/T.A Okamura)