今年の冬はどーなってるんだろ?きっと多くのアングラーがそう思いながら、今日もそれぞれのポイントで好敵手を相手に素敵な時間を過ごしてるんだろうな…。とにかく、気温、高すぎない?!

 この時期になると、鳴門周辺がアツくなってくる…ということで、仕事終わりに部長と推進本部長(以下推進長)と3人で一路鳴門へ。いつもながらのポイントを順番に巡っていくが、どこも金曜の晩とあって混雑状況+シーバスもスレ気味。行くと必ず出ていたトコで何とか35cmを1匹。さあ、次はどこ行こうかと3人で考えつつ、ふと部長が車を止める。○×海峡だ!地元の人(以下ジモピー)ならずとも知ってるポイントで、恥ずかしい話しだが、我々の誰1人名称は知っていながらも、一度も行った事の無いポイントで、上から眺めてる内に“行けそうやン”ってことで、急遽調査開始!

 かなり勾配の急な、あるようなないような崖道をなんとかおりて、ポイント到着。既に午前4:00をまわっている。“朝マズメが勝負やぞ”と推進長から気合いの入る一言。…が、しばらく経っても誰にもバイトらしきものもなく、たまりかねて部長が流れの下流に広がるゴロタ浜へ。数分後、遠くの方から人の声らしきものが聞こえた様な気がした。部長だ!それにしても部長、遠すぎて見えんです(^^;)。推進長と急いで駆けつけると60upのシーバスが横たわっていた。釣れていない2人に再びやる気が漲る。またまた数分後、推進長から“キタキタキタァー”の叫び→50upランディング成功。しかも、リリース後の数投目にまた推進長のロッドがゴンゴンしなってる。“うわ、入れ食いやん”と思いながらみてたら見事にバラしてくれた。推進長…やさすぃー(>_<)。

またまた数分後、今度は自分のロッドにバイトの気配!!どうやら小規模の群れがここにはいるみたいだ。“来たっ、アッ。バレた、瞬殺だった。

 結局そのまま朝を迎え、潮が変わってしまったのもあり、終了。登りの崖道で、3人とも息切れしてわやだったというのは、言うまでもない。魚っ気は濃いので、一度は行ってみてほしいポイントだが、安全には十分に注意することと、アングラーによるゴミが目立っていたので、みんなできれいにして行ければと切に思うポイントでもある。(TEXT/T.A Okamu〜)