“産みの苦しみ”ってあるじゃない!?あれって一部の人間だけが味わっているような気がしてならない今日この頃です。

25年間人間やり続けてきて、このサイトの中では生まれた次の日から釣りをやっている事になっている私ですが、なんとこの日の2日前に初めて夜が完全に明けてからシーバスを上げたんだ!もちろん“ミノー付けて表層引きぃ〜”なんて事ではなく、最近気に入ってるルアー(バレーヒルのクルクルね!)をボトムまで落として引き上げてくる足下で70upがバイトッッッ。当然味をしめて推進本部長(以下推進長)を誘って2匹目のドジョウ狙い。あ、部長は日曜日なので家族サービスという事で今回はお休みZzz。
 
お昼までゆっくり一週間の疲れをとった昼下がり、推進長と脇目も振らず鳴門へ。ゴチャゴチャ言ってる間にポイントに到着し、まだ明るい内からのスタートを切った。推進長はミノーで表層を、私はスピンテールジグ(面倒臭いからクルクルって書くね)でボトム周辺からのアプローチにもかかわらず、開始2時間やってアタリらしきものが全くない。気づけば辺りは薄暗くなってきたので、夕食をとって普段通りナイトシーバス狙いに変更。とりあえずK泊にて38cmと37cmをミノーのハードジャーク後のスローリトリーブで連続バイト。後が続かなくなったトコで、○浦に移動すると、この時期にはあり得ないイワシの小規模な群れが回遊しているではないかぇ!!チャーンス(>_<)。すぐさまいろんなプラグを推進長と投げまくるが、バイトが無い…(なんでやねん怒)。飽きてきた頃に、メバルねらいで投げていた私のワームに32cmのシーバスくんが食らいついた。続いて40cmもヒット!んで、また沈黙が続いてとうとう推進長から“帰るな?”と終戦宣言が下った瞬間だった。“バシャバシャバシャッッッッ”なんと、推進長がリフトアンドフォールで誘っていたライブベイト・バイブレードに50upがヒットしているではないか! まぁ、そん時の推進長の慌てようといったら…ククッ(笑)。ご丁寧にタモ入れまでしてランディングし、お約束の“ハイ、ポーズ”。ここで気分がいい内に今回の調査は終了。

ポイントこそ私の案内で選んだものの、私には釣る事のできなかった1匹を最後の最後で釣り上げた推進長の背中に、自分が忘れかけていた“大切なモノ”を思い出した様に思えた。なんか悔しいけど、ホントは自分が釣り上げたかったけど、心の底から推進長に“アメデトウ”って言ってる自分が確かにいたんだ。(TEXT/T.A Okamu〜)

「俺は○○川で一人ムナしく、
引っかけた引っかかったルアーを探していたぞ(怒)」←部長