あ、釣りばっかしてると思わないでください。でも結局、釣りばっかしてるのよね。


 凡人の僕は、教わった知識からだけでは何もよう生み出しません。すなわち、凡人による「創造」は、経験と気づきと実践から生まれるのではないか?と思った。何を創造したかというと、技術的なことでも理論でもなく、「この時期あの場所でシーバスを釣った」と言う結果です。(コンテスト頁「2/8ぶちょ」参照)

 誰が言ったかは知りませんが「今日の自分は、今までの自分の結果」だそうです。頭の中でいろいろ考えるだけでは、結論は出ません。出るのは仮説です。仮説を検証してはじめて結果が出る。その繰り返しの経験値が考え方の幅を広げる。凡人的には教えてもらった理論も、実践に即してないと気づきが生まれない。

 ついでに僕的には、自らで創造しないと楽しくない。楽しくなければ続かない。もっと言うなら批評とか評論的な言葉も、その人が日々どのような行動をしているかによって納得度が違います。どんな正論でも、です。僕も言うこと聞いてもらえる人になりたいなぁ。

 余談ですが、ちょっと前に星野仙一の講演を聴く機会がありました。「最近の子達は頭がよく、プライドが高い。だからまず話をよく聞いてあげ、理論的にきちっと説明してあげれば納得し、行動する」みたいなことを言っていました。僕自身は心が弱い人間ですから、理屈(頭)で納得していても、感情的(ハート)に納得しないと行動できません。信頼を失うのが怖いとか、怒られたくないとか、誰かを喜ばせたいみたいなやつです。最近の子は心が強いのかなぁ…。テレビで見る星野仙一は、そんな回りくどい事せず、ドスを利かせて「ええから言うこときかんかい!!」みたいなイメージを持っていたのですから意外でした。でも、ひょっとしたら本人だけがそうしていると思っているのかも知れませんね。

 さて、結果がすべてのビジネスの現場においても常に創造を求められています。
毎日「どうせっちゅうねん」という問題・課題との格闘です。ドラマのようにスマートに仕事をこなせて、成功している人は天才かよっぽどの強運の持ち主でしょう。僕のような凡人はどろどろになってはいずり回ってがんばった結果、やっと成功するのだと思うのです。いつのことかはわかりませんが(泣)。以上、とりとめのない話でした。(by Bucyo)