あけましておめでとうございます。今年も楽しく行きたいものですね。

LS-Lab2005-01-10


さて、初釣りしてきましたのでご報告申し上げます。
時期が時期だけに近所でちょろっとメバルに癒してもらえたらそれでよしという釣行ですが…。
T.Aむぅ氏曰く、初釣りは1匹だけ釣って、今年もよい釣りが出来ますようにということで納竿とするのがしきたりだそうです。(釣りキチ三平の一平じいさんがよったらしい。)で、その1匹が5センチのメバルだったとしたらみなさんは、やめられますか?それも2投目で。しかも12月4日以来の久しぶりの釣行で。

もし一平じいさんが横にいたら「やかましわい」でしょ。実際はT.Aが横にいた(先行者)けど、あいつはすでに「やかましわい」状態でした。
で、次なげたら見事に糸がもつれちゃって、一平じいさんに「ほら見たことか!!」とか言われそうな状態。しかーし、それが絶妙なほっとけメソッドになったのか、みごと

23センチのビッグガシラ

をキャッチするに至ったのです。一平じいさんならぬ、T.Aむう氏のやる気をそぐ一発になったのは言うまでもありません。
それに気をよくしてさらに続けると、なんと「オコゼ」ヒット。以前、その場に居合わせた仲買人が5000円で買ってくれた釣人がいる、という話を聞いたことがある超高級魚。当然辺りを見渡したけど、T.Aしかいませんでした。残念。 と、まぁなかなか楽しい初釣りでありました。

それから2日後(1/9)のこと、楽しかった思いをまたしたくてちょろっと行って来ました。大潮ど干潮時分なので底が見える状態。でも、やりたいときはやりたいじゃない。案の定メバルちゃんはどこにも居ない。そのかわり、居たんです。「スズキ」が!!。目の前を悠然と泳いで、岸壁沿いの陰に入ってステイ。とりあえずメバル用ワームをそこに通すも反応無し。2投した後、先月の為になるT.Aコラムを思い出し、ワームのしっぽをちぎった1投目、「がぼっ」です。

いきなり自己記録更新の75センチ、

補食シーン丸見えのエキサイティングな1匹でした。なんでしっぽちぎったワームに反応するのかはわかりませんが、T.Aがすごいと言うことだけは思い知らされました。ま、くそ寒いあの時間帯、あの場所に行き、取り込むための備えもなくあたふたしつつもハンドランディングで何とかしてしまった僕もちょっとすごい?
いやぁ、新年早々自慢しまくって申し訳ないです。(by Bucho)

 メバル
 ガシラ
 記録更新の75cmシーバス

たまにはコアなアングラーへの情報を。知る人ゾ知る厳寒期のトップシークレット公開!

 季節は冬。あの獰猛果敢にベイトを追い回し、我々アングラーの好敵手となってくれたシーバス達も恋のシーズンを迎えた。歴戦のアングラーなら、この時期から港湾部や河口部から大型の個体が突然消え、小型の個体のシーバスとメバルばかりになる事を周知のハズ…。

“今まで釣れていたポイントで釣れなくなった!”

慌てない、慌てない。大丈夫、居るところが変わっただけで充分我々が持っているタックルで狙えるんだ。では、彼等はどこに居て、どうやれば釣れるか、ちょっとした最終奥義も含めて一挙に紹介していこう。

1.どこにいるの?
ナイトゲームなら港湾の照明ポイント、ディゲームなら河川や潮通しの良いストラクチャーなどを普段なら攻めたいところ。でも、ここに居ないんだから他を探してみるしかない。私の浅い経験だけをヒントに答えを求めるならばズバリ「流れ」+「ベイト」+「濁り」の3要素が重なっているポイントだ!例えば、ベイトが確認できる河口堰や、ベイトが確認できる潮の流れが極端に速いポイント。前述した3要素の全てを満たしていないと、例え居たとしてもヒット率が極端に低い(水温が低いからだと思う、多分)。 2.どうやって釣るの?
仮に、地道なポイント開拓で居場所を突き止めたとしても、釣り上げなくては全てが無駄になってしまう。“おったら釣れる”と過信しているアングラーの多くがこの時期苦汁をなめさせられる。ただでさえブームになってプレッシャーが高いので、フローティングミノーを表層早引きなんかではまず無理と思って頂きたい。ではどうする?キーポイントは引くスピードと引く層だ。基本的に、シーバスは中層より下の層にステイしていて、中層で追わせるイメージを描く。この時期は表層まで追わせる事ができれば必ず水面でバイトしてくる(ハズである)。そこで、近年私が良くお世話になるルアーで、シンキングペンシル(ジグミノー)の使用をオススメしたい。リップが付いたミノーでは引ける層がどうしても限られてくる。逆にバイブレーションだと振動とサウンドが警戒心を呼び起こしてしまう。固定重心のシンキングペンシル(cf/ヨレヨレ,p-three)は無駄な振動もなく、全ての層を引く事ができ、ゆっくり引いてもちゃんとアクションをしてくれる。 3.それでも釣れない(釣りたい)方へ
当然、上記の通りにすれば必ず釣れるというものでもない。ここまできたら何をしてでも釣り上げたいというコアなアングラーには、私のとっておきの最終奥義を紹介する。まず、メバルタックルを帯同してもらって、散々攻めた後に、クリアー系のメバル専用のワームを半分ぐらいに爪でカットして装着する。思いっきり遠くにキャストして表層ギリギリをできるだけスローに引いて頂きたい。そのスピードは人間がゆっくり歩くぐらいのもの。「クリアー系」と「半分にカット」がキモなので必ず遵守して頂きたい。見えシーバスがいれば、寒さぶっ飛びの“エキサイティング シーン”が見られるハズ!!

以上が私が知っているこれからの時期の釣り方の全てである。もちろん、この他にも様々な釣り方はあると思うけど、この時期に釣り場で会う多くのアングラーは横で見てると意外とボウズであることから、偉そうに紹介させて頂いた。「バチ抜け」シーズンまでまだしばらく時間もあるし、以上の事を釣り場で覚えていたら実践してみてちょ。(TEXT/む〜)

世間ではこれってお調子者って言うんでしょうかね?でも、冷めた日々を送るよりずっと幸せな1年でした。

月最低1本あげるためには行かなくちゃ。とにかく投げまくらなくっちゃ。という強迫観念に駆られて、特に月末が近づいてくるにつれて焦ったり…。「遊び」なんだからと自分に言い聞かせつつも正直「バカ」になっていました。今、その目標も無事達成することが出来、大きな歓びとともに、やっと冷静(ちょっとだけ)になれた自分がいます。

ま、釣り人の最終目標は「うまくなりたい」と言うよりは、「釣りたい」だと思うのでちょっとニュアンスが違うかもしれないのですが、例えばゴルフはスクールがある。教え魔みたいなひともそこら中にいて、たのまんでもいろいろ教えてくれたりする。対して釣りのうまい人が決まって言うことは、「うまくなりたかったらうまい人と一緒にいけ」。「教えてやる」ではなく、「一緒に行け」なんですよ。前時代的だと思いません?何かを始めるに当たって、先人の懇切丁寧なお膳立てと教えがあるのが当たり前のような今の世の中で、シーバスフィッシングは、「最初の1本」にもかなりの時間と労力を要したわけ(僕の場合)。そうだからこそ、得られた感動も大きかったし、創造的かつ能動的、ようするに「バカ」的に取り組めたのでは、と思います。

最初にもらった感動の大きさ、または種類が、その後の「バカ」度合いを左右したのかも…。

●比較的労せず、T.Aに導かれて体験した「感動」。
●始めた初日、わけもわからずいきなり88センチをあげた「感動」。
●悩みまくって、極寒の中投げまくったあげく、やっと釣れた「感動」。

自分ののめり込み方を振り返って思えば、釣れない自分の横でT.Aは釣ってみせるという経験をさんざんさせられたからこそ、「渇望」または「ムキになる」という、「バカになる下地」が自分の中に醸成されたように思います。そういう下地づくりがあればこそ、大きな「感動」と、能動的に動けた1年間があったのかもね。

つまり、うちのT.Aは絶妙な匙加減で僕を導いてくれ、おかげで頼まれもしないのに「毎月最低1本はあげる」という目標をかかげた「バカ予備軍」を一人作りあげてしまいました。さらには、自分の釣果がアップされる「感動」を味わせてくれたこのHP(by推進長)が「バカ」に拍車をかけてくれたのです。

ある程度人生経験が豊富な方にはわかっていただけると思うのですが、「ひとづくり」という観点で見れば、成長(その個人にとっては退行かも?)してもらうために、「感動してもらうこと」ってかなり重要なファクターだとつくづく思った次第でした。
…って僕はかなり某団体に影響されてるなぁ(泣)。「バカ」になったおかげで、

●月ごとのシーバスのパターンも少しはなぞらえることができたのかな? 
●釣れる確率もちょっとは上げれたのかな?
●「そこそこ」の入り口ぐらいには立てたのかな?
●ま、そんな大層なもんでもないか。
●でも日々充実しています。

与えてもらった「感動」から、自らで勝ち取るもっと大きな「感動」にむけて、来年はどんな「感動」をしようかな?

P.S...推進長、月3本はこらえてください。船ジギングもちょっと…。      (text/ぶちょ)

寒いし釣れんし…。2年目の冬の過ごし方を考えよう。

部長おめでとう!の1本


12月に入って当LS-Labも結成一周年。やり始めたばかりの去年12月はまったく釣れない日々が続いていようが、強風が吹いていようが、超寒気団が停滞しようが、釣り場に行くというモチベーションが持てたのだが、最近どうもコシが重くて。そんな“釣れんでイジ気”モードな日々を払拭するかのような記録(ちょと大袈裟)を部長が樹立しました。

毎月1本、シーバスを釣る

この一見簡単そうなお題目を最初に聞いた時は「なんや、簡単じゃん」などとタカを括っていたのだが、いざ自分もこっそり真似てみるとなかなか大変なんです、これが。学生のように毎晩でも行けた場合はともかく、サラリーマンの夜はなかなかどうして。しかも時間ができ、意気込んで数少ないマイポイントにやっとのことで辿り着いても先客が…。こんなんが続いた日にゃ〜、モチベーションも下がるわな。そんな中でのこの記録です。みなさん当研究所部長の偉業を讃えてやってください。(text/ぺー船)

気がつけば季節は秋…。今年一番の北風が吹き荒れた高松港湾物語。

10月にも入ったというのにまだ台風が来やがった。おかげでどこのポイントにも流木だの海藻だの人間がまき散らしたゴミだので大荒れだ。でも、これって結構必要悪。暴風雨の間、ほとんどのアングラーは自宅待機を余儀なくされ、シーバス達にとっては束の間の安息ってトコ。高松沖が荒れると、小型で表層を漂うサヨリのようなベイトフィッシュは港湾部の波が穏やかな場所に避難し、イワシやアジのようなある程度の水深まで潜れるベイトフィッシュは深く潜る。当然シーバス達もこれを知っている。そして我々シーバスアングラーもこれらを知っている。そう、まさに毎年繰り返されているアングラーとシーバスの“イタチごっこ”なのである。

だからといって、毎日着き場が同じな訳ではない。毎年毎年、それもほぼ毎日の様に通ったからこそ得られる“読み”。これこそがそのアングラーにとっての最強の武器になる。道具や技量じゃない、ましてや運などでは有り得ない。この季節に限らず優秀なアングラー達は皆、経験から得られる優れた洞察力を持ち合わせている。では、そのほんの断片を見て頂くことにしよう。

台風が通過した直後の浅瀬+ライトスポット
普段は明暗の境目で1匹出るか出ないかのポイントでも濁りとベイトフィッシュの避難でシーバスの活性が一気に上がる。こんな時は、ほぼどんなルアーでも果敢にバイトしてくるのではないかというのが私の読み。いつもお馴染みのルアーを通す所を敢えて違うルアーでやってみる。まずはメガバスの110SWで1バイト!次に一度もバイトが得られなかったアイマジーンでもバイト。
北風が強く吹いた港湾ライトポイント
秋になると高松では決まって雨の後に強い北風が吹く。(どこもかな?)こうなれば北向きに両翼を広げている高松のほとんどの港湾ライトポイントではシーバスが沸く。何故か?ここからは私の読みだが、風波が岸壁に打ちつける。表層に漂うベイトは当然この風波に乗せられて岸壁に打ちつけられる。シーバス達はこれを知っているんではないだろうか?毎年コンスタントに結果が出る要因の1つがこの北風だが、今年も大いに良い思いをさせて頂いた。
秋の増水 + 大潮の河川
10月後半にもなるとシーバスの中でも気の早い個体は抱卵している。3年前の10/28に釣り上げた52cmのシーバスを調理したときに確認した。この個体を求めてこの時期必ず河川を重点的に攻めるようにしている。何故かって?それはトップゲームが楽しめ、同サイズの未抱卵のものに比べて“引き味”がまるで違うからだ。当然トップに出るだろうという私の読みに部長と推長が協讃をしてくれた。実釣時間1〜2時間で私が3バイト+1バラシ(60up)、部長に63mが1匹。全てサーフェイス系のプラグでの結果だった。

以上、シーバスアングラーの端くれである私の、それもほんの一部の“読み”を紹介させて頂いた。勿論、これに異を唱える人もいるだろう、いや、むしろいて欲しい。釣りにおいて定説は覆されるためにあるべきだろうし、覆すためにアングラーはそれぞれ自分の考えで行動し学習するべきだと思う。自分に釣れない魚を、何故あの人は簡単に釣り上げるのだろう?そう思った瞬間からあなたのアングラーとしての成長が始まっている。(text/T.A.okamu)

至福のひとときを俺らにも

▲「自己記録更新やけど、ジュンペーの88センチの話聞いた後やし、僕がまだ準備中の目の前で釣りやがった推進長の方が大きかったからからうれしさ1/10。」とか言いながらもチンピク全開な部長でした。
▲3夜連続にご満悦の俺。ブルーストライプのワイシャツがうちの会社のユニフォームではありません。念のため。でもおそろ。

88cm・4.6kg しかも某地区で

LS-Lab2004-10-28


▲LS-Labのシーバスレコードが更新されました。初心者でしかも釣行2回目、しかも自分のタックルさえ持っていない純ぺー君の記録です。

▲まともなカメラで撮れなかったのだけが心残りです。純ぺーすまん。